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月刊林業新知識

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現場発!豊かな「林家ライフ」の実践アイデア満載!

月刊「林業新知識」は、山林所有者のための実用誌です。
山林所有者(林家)にとっての山林の価値は、経済面だけでは語れません。林家とその家族に的を絞り、山の資源を活用した豊かな「林家ライフ」を提案します。誌面を彩るのは、林家や現場技術者などの実践者ばかり。その技術やノウハウを現場で取材し、読者の山林経営や実践に役立つディティール情報を満載しています。「私も明日からやってみよう」。そんな気持ちを応援します。

【2017年11月号】
特集

「今こそ造林の心を! 実践学習の場『高尾青年の山』」
まとめ・編集部

 林業界はいま、皆伐・再造林の時代を迎えています。
皆伐(主伐)は林業の作業の一部でしかなく、再び植えないことには林業は回っていきません。
こうした循環林業への気運を高めようと様々な取り組みが進められていますが、肝心なのは山主さんの気持ちです。
「伐出だけでは素材生産業。植えて育ててこそ林業だ。
伐る技術、出す技術よりも、今はとにかく再造林を普及しないと、このままでは山がなくなるぞ」と、ある専業林家も危機感を募らせています。
 植えることは林業の出発点です。そこには技術的な話もさることながら、山主さんの心(意志)が何よりも大切だと弊誌は考えます。
 拡大造林の時代、私たちの先輩はどんな思いで、どんな夢を描いて山に苗を植えたのでしょうか。
その時代に、弊会は分収林「高尾青年の山」を設置し、全国のみなさんの協力を仰いで造林・育林してきた、いわば夢を語り合ってきた歴史があります。
 そこで本特集では、50年前の拡大造林期、造林に情熱を燃やした先輩方の努力に触れよう、という趣旨で、「高尾青年の山」の造林に携わった方々へのご報告を兼ね、その「実践学習の場」としての記録を振り返ってみます……

山を継ぐ

「子へ、孫へ。自然と継がれる山・シイタケ」
菊池 英雄さん・ 静子さん(長女)・ 秀明さん(孫)一家(岩手県)

 岩手県遠野市。伝説や民話の郷として全国に知られているこの地は、かつて馬産の地としても名高かった。そしてここ数年は馬搬復興の拠点としても、脚光を浴びている土地でもある。
 昭和7年生まれの85歳という菊池英雄さん。
合併して遠野市となった旧宮守村の大上地区に暮らし、シイタケ栽培をはじめ林業や農業に生きてきた方である。
 その家は昭和61年に建て直したという立派なもの。
材は自分の山から馬で曳いてきたものだという。
その材は当時現役であった移動製材の職人さんに、庭先で挽いてもらった。そして床柱にしたエンジュには、英雄さんが自らシイタケの彫刻を刻んだのである。
彫刻や木工趣味はなかったが、見事な出来栄えだ。
 このように床柱に刻み込むほどに、英雄さんはシイタケに入れ込んできたのである……
 
ほか

+Company:一般社団法人 全国林業改良普及協会

+Price(before tax):236円

+Interval:月刊

+Size:B5

+Release date:毎月5日

+Link:全林協HP

「林業新知識」をFujisanで見てみる

Article Categories:
Magazine

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